2013年7月11日

住友ベークライトが胃がん検査するDNAチップを開発申請

住友ベークライト 胃がん 検査 DNAチップ




日本初 がん診断用DNAチップの開発:胃がんの腹腔洗浄細胞診断用キットの開発・体外診断薬薬事申請について | 住友ベークライト株式会社
http://www.sumibe.co.jp/topics/2013/general-affairs/0710_01.html


住友ベ、胃がんの進行測るDNAチップを承認申請:日経
http://s.nikkei.com/1aRYeId
>DNAチップは胃がん特有の5種類の遺伝子を測定できる。住友ベは検査精度を下げるたんぱく質の吸着を抑えながら特定の遺伝子だけを選んで吸着できる技術を開発し、検出精度を高めた。

住友ベークライト、胃がん診断用DNAチップを体外診断薬として申請:日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020130709ccaw.html

胃がんの中で腹膜に転移しやすく、抗がん剤が効きにくいとされる未分化型を対象とする。胃がん細胞で特異的に発現し、かつ早期胃がん患者から検出されない「TFF1」など5種類を遺伝子を指標に選定した。  腹腔洗浄液からリボ核酸(RNA)を採取し、逆転写や増幅、蛍光標識の修飾といった反応を経て、DNAチップで指標遺伝子を検出する。

2013年6月20日

大腸がん治療薬「セツキシマブ」、投与前に効く患者選別

大腸がん治療薬、投与前に効く患者選別 慶大:日経新聞
http://s.nikkei.com/1ar1g4q
>慶応義塾大の北川雄光教授、林田哲助教らは大腸がん治療などに使う薬「セツキシマブ(商品名アービタックス)」の効果が高いと見込まれる患者を、薬の投与前に選別できる手法を開発した。
>事前に採取した患者のがん細胞がこの薬と結合しやすい場合、治療効果が高いと推測できるという。年内にも患者を対象に臨床研究を始める予定だ。成果は米科学誌プロスワン(電子版)に19日発表した。

>セツキシマブはがん細胞の表面に出ているたんぱく質「EGFR」にくっつき、がんの増殖を抑える。研究グループはこの薬に光るたんぱく質を結合させた後、大腸がん細胞にくっつけた。

>セツキシマブは進行・再発した大腸がん治療に使われている。がん細胞の遺伝子を調べ、この薬が効きやすい患者を選ぶ試みなどがある。ただ、選んだ患者に投与しても実際に高い効果が得られるのは約半数にとどまるという。

2013年6月16日

抗がん剤入りシート

抗癌剤入り 湿布 メッシュ シート ナノファイバー 薬剤塗料


抗癌活性を有する“ナノファイバーメッシュ”を作製 - プレスリリース | NIMS
http://www.nims.go.jp/news/press/2013/06/p201306140.html

貼り付ける新素材…熱と薬で、がんダブル攻撃(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130615-OYT1T00589.htm

高温で薬剤放出、がん退治=内視鏡手術に使える繊維-物材機構(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013061500249

がん細胞:効率的に攻撃する繊維開発 物質・材料研(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20130615k0000m040107000c.html

がん細胞を貼って死滅 物材機構、不織布を開発:日本経済新聞
http://s.nikkei.com/14AHdOv
>ナノファイバーには抗がん剤と発熱する微粒子が含まれており、不織布を患部に貼って磁場をかけると、熱でファイバーが収縮して抗がん剤がしみ出し、がん細胞を攻撃する。

熱と抗がん剤を組み合わせた。局所的な治療で、抗がん剤による副作用の軽減が期待できる。

2013年5月21日

重粒子線でも乳がん治療へ

唐沢久美子 重粒子線 がん治療
重粒子線 がん治療


重粒子線で乳がん治療 臨床試験へ NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130520/k10014711851000.html
>60歳以上で腫瘍が2センチ以下といった一定の条件を満たす早期の乳がん患者を対象に、治療に向けた臨床試験を始めることになりました。臨床試験は、今後2年間でおよそ20人を対象に行われ、効果や副作用の検証を進めるということです。

乳がんでも重粒子線治療 体の負担少なく、臨床研究へ:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/tech_science/update/0520/TKY201305200081.html
>放医研は1994年から、従来の方法では治療が難しい患者を中心に、前立腺がんや肺がんなどの約7300人に、重粒子線治療を実施してきた。
>病巣に集中的に照射することで正常な組織へのダメージを最小限に抑えられ、1回の照射量を従来の放射線治療より増やせ、がんの増殖を抑える効果もより大きいことがわかった。

重粒子線照射による乳がん治療、臨床試験を開始 | 放射線医学総合研究所
http://www.nirs.go.jp/information/event/report/2013/0520.shtml

重粒子線治療をお受けになりたい方へ : 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター病院
http://www.nirs.go.jp/hospital/radiant02/index.shtml

2013年5月20日

新たながん治療法にウイルス療法

ウイルス療法

前立腺がんをウイルスで治療へ[NHKニュース]
東京大学附属病院泌尿器科のグループは、このウイルスを使って前立腺がんを治療する臨床研究を計画し、準備が整ったことから、今月下旬から実施することになりました。 計画では、ホルモン剤が効かなくなった患者の前立腺に治療用のウイルスを2回から4回注射し、その後、6か月間、副作用が生じないか調べ、ウイルス治療の安全性を評価することにしています。

東京大学附属病院では、4年前から悪性脳腫瘍の患者を対象に同じ治療用のウイルスを使った臨床研究を行っていて、これまでのところ、大きな副作用は出ていない、としています。
がん細胞だけ狙い撃ち、ウイルスで前立腺治療[読売新聞]
東京大学の藤堂具紀教授らが開発したもので、口の周囲の疱疹(ほうしん)の原因になるごくありふれたウイルスの遺伝子を組み換え、正常な細胞には無害で、がん細胞だけに感染するようにした。がん細胞で増殖したウイルスが周囲のがん細胞に感染して、次々とがん細胞を破壊すると期待される。
ヘルペスウイルスの一種を用いた新たながん治療法。

ウイルス療法 がん治療方法
増殖型遺伝子組換え単純ヘルペスウイルスを用いたグリオーマのウイルス療法
 手術・抗癌剤・放射線に次ぐ第4の治療法として確立するか期待です。

2013年5月16日

がん関連ニュース

がんが肺に転移する仕組みの一端を解明 東京女子医大:日経
http://s.nikkei.com/19on4KM

ES細胞から若年期がん作製 成育医療センターなど:日経
http://s.nikkei.com/18JBirZ

2013年4月29日

SNSコミュニティ

■mixiコミュニティ
癌について考える
http://mixi.jp/view_community.pl?id=326802

抗がん剤をもっと知りたい。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2137465

■GREEコミュニティ

ガン家族会
http://gree.jp/community/339571

■トピック
[mixi] 抗がん剤をもっと知りたい。 | 抗癌剤について質問: 【胃がん】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=18345397&comm_id=2137465&page=all

[mixi] 癌について考える | 【抗癌剤、痛み止めなどの医薬品について】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=38170318&comm_id=326802 ああ

2013年4月19日

ガン幹細胞を死滅させることに成功

がん幹細胞 死滅に成功と発表(NHKニュース)
血液のがん、白血病の再発の原因とされる「がん幹細胞」を、特定の化合物を使って死滅させることに成功したと理化学研究所などのグループが発表しました。白血病の根本的な治療法の開発につながるとしています。

横浜にある理化学研究所などのグループは、大人に多い血液のがん、急性骨髄性白血病の治療法を開発するため、がんを作り出し、再発の原因とされる「がん幹細胞」に注目しました。そして、がん幹細胞の増殖に関係するたんぱく質を分析し、このたんぱく質に強く結びついて働きを抑える化合物を特定したということです。

この化合物をヒトのがん幹細胞を移植して白血病になったマウスに毎日、投与したところ、およそ2か月で、血液や、血液が作られる骨髄で、がん幹細胞を死滅させることに成功したとしています。 研究グループは、今回、特定した化合物を使えば、毎年、国内で5000人余りが発症する急性骨髄性白血病のうち、およそ30%を占める再発率の高いタイプの根本的な治療法の開発につながるとしています。

理化学研究所の石川文彦主任研究員は、「実験を繰り返して効果や安全性を確かめ、できるだけ早く薬として患者に届けられるよう研究を加速させたい」と話しています。

発表はこちらのサイトで確認できます。

白血病再発の主原因「白血病幹細胞」を標的とした低分子化合物を同定 | 理化学研究所(理化学研究所)

2013年4月17日

がん研究有識者会議


今後のがん研究のあり方に関する有識者会議審議会資料|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002zsxq.html

がん研究あり方、夏めど国家戦略 厚労省有識者会議:日経新聞
http://s.nikkei.com/XCa5mu
>厚生労働省は15日、今後のがん研究のあり方に関する有識者会議の初会合を開いた。政府のがん対策推進基本計画に基づいて、2014年度以降の新たながん研究戦略を今夏をめどにまとめることで一致した。
> 現行の「第3次対がん10か年総合戦略」は13年度まで。がんの罹患(りかん)率と死亡率の大幅低減を目標にがんの解明や基礎研究の応用、革新的ながん予防・治療法の開発などの研究を進める方針を掲げている。

がん研究、新たな戦略を策定へ-3省合同有識者会議が始動 (医療介護CBニュース) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130415-00000000-cbn-soci
>有識者会議は、昨年6月に閣議決定された第2期「がん対策推進基本計画」で、今後のがん研究の方向性と具体的な研究事項を明示する新たな戦略を策定することとしていたのを受けて設置された。ここでの結論は、2014年度からの次期「対がん10か年総合戦略」に盛り込まれる。

第2回は2013年4月23日に開催されるそうです。

2013年4月12日

ガン幹細胞を狙い撃ちする分子標的薬の臨床研究がスタート

がん幹細胞 分子標的治療薬 がん治療法 抗癌剤 国立がん研究センター 東病院

がん「親玉」幹細胞狙う臨床研究へ 末期患者治療に期待(朝日新聞/2013年3月25日)
がんの再発や転移の原因とされる「がん幹細胞」を狙い撃ちする臨床研究が4月上旬、国立がん研究センター東病院(千葉県)で始まる。がん幹細胞を標的にする治療の臨床研究は国内で初めて。手術で切れないがんでも根治できる治療法につながる可能性がある。

がん幹細胞はがん細胞を生み出す「親玉」のようなもので、さまざまながんの中に存在することがわかっている。盛んに分裂するがん細胞は、抗がん剤や放射線の攻撃を受けやすいが、多くのがん幹細胞はあまり分裂しない「休眠状態」。抗がん剤や放射線が作る活性酸素などから身を守って生き残る性質もあり、再発や転移を起こす。

東病院と慶応大のチームは、胃がんの幹細胞の表面にある特徴的なたんぱく質CD44vの働きを抑えると、活性酸素の攻撃に弱くなることを発見。潰瘍(かいよう)性大腸炎の治療薬として長年使われているスルファサラジンという飲み薬で、このたんぱく質の働きを抑えられることも見つけた。
あと半年早く知りたかったニュースです。

■関連リンク
分子標的薬の一覧(抗がん剤の種類と副作用)

2013年4月11日

胃の摘出手術を最小限にする新検査方法

胃がん 摘出手術 センチネルリンパ節 赤外線カメラ 最小限


胃がん切除、新検査で最小限に 慈恵医大が開発(朝日新聞/2013年4月10日)
これまでの手術では、がん細胞が最初に転移するセンチネルリンパ節に転移の可能性がある場合、予防的に胃の大部分や全部を取るのが一般的という。だが全摘すると体重が平均15%ほど減るうえ、転移が見つからないことも多い。 そこでグループは、センチネルリンパ節に転移した範囲を確かめるため、色素をがんの周囲4カ所に注入。色素はセンチネルリンパ節に集まり、肉眼では確認しにくいが、赤外線カメラ付き腹腔(ふくくう)鏡で位置を確認して細胞を採取し、がん細胞を調べた。

48人の患者にこの手法を行ったら、転移の範囲が100%判明。44人で切除を最小限に抑えることに成功した。
初期の胃がんの転移範囲を赤外線カメラで特定し手術で切除する範囲を最小限にするとのこと。

はじめに

はじめまして、管理人のsu-Zです。

先日、母が永眠致しました。

まだ現実を受け止めるには日数が少ないのですが、

何かしないと落ち着かないので、

ガン関連ニュースをまとめるブログを開設致しました。

どうぞ宜しくお願い致します。