2017年7月23日

ノバルティス、CAR-T細胞治療薬がFDAの審査を通過







注目のがん治療…課題も山積み:モーニング去ってライトhttp://txbiz.tv-tokyo.co.jp/nms/market/post_136524?code=LYaKpVj0CecbUOn1

ノバルティス、次世代がん免疫薬承認へ 米で審査通過  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ13HZB_T10C17A7TJ2000/

ノバルティスの白血病治療法、米当局承認期待も患者に高くつく可能性 - Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-07-13/OT0J1R6JIJUO01

新たながん免疫療法薬 「CAR-T」の世界初承認が間近―画期的治療も課題多く | AnswersNews
http://answers.ten-navi.com/pharmanews/10608/

審査を通過したのはCAR-T細胞治療薬「CTL019」。がんの治療に高い効果を示すと期待されるキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T、カーティー)と呼ばれる、新カテゴリーの医薬品のひとつ。ただ、「CTL019」を含むCAR-T細胞治療薬には50万ドル(5000万円超)の費用がかかると言われている。

2017年7月22日

オプジーボなどがん免疫薬の副作用チェックシート

がん免疫薬の副作用チェックシート

「オプジーボ」登場3年 がん免疫薬、見えてきた実像|ヘルスUP|NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO18873440U7A710C1TCC001?channel=DF140920160921
ただ一方で、薬が効かなくなった例も見つかった。九州大学病院で従来の抗がん剤など計7種類を投与した後、治療の選択肢がなくなった70歳代の女性にオプジーボを投与したところ、約1年で効果がなくなった。中西洋一・副病院長は「一定の割合で薬に耐性が生じる」と指摘する。   かつて「夢の新薬」と、もてはやされたがんの分子標的薬も市販後、耐性が生じることがわかった。

免疫薬は一般に、従来の抗がん剤に比べて副作用が少ないのも特徴だ。ただ、免疫細胞が暴走すると正常細胞を攻撃し、重大な副作用が出る恐れもある。劇症1型糖尿病や甲状腺の機能障害、肝臓の機能障害、下痢などがある。
オプジーボの投与でガンを抑えることができたとしても、一定のわりあいで耐性が生じることもありえるので効果があったとしても安心はできない。

2017年7月13日

がん関連パネル検査が2018年度中に公的保険適用になるかもしれません

がんに関連する遺伝子異常を一括で調べる「パネル検査」が公的保険適応になる!?:神経内科医ちゅり男
http://www.churio807.com/entry/2017/07/13/%E3%81%8C%E3%82%93%E3%81%AB%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%81%99%E3%82%8B%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E7%95%B0%E5%B8%B8%E3%82%92%E4%B8%80%E6%8B%AC%E3%81%A7%E8%AA%BF%E3%81%B9%E3%82%8B%E3%80%8C%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%AB

シスメックス、がん関連遺伝子パネル検査システムが厚生労働省の「先駆け審査指定制度」の対象品目に指定:日経
http://www.nikkei.com/article/DGXLRSP438193_R00C17A3000000/
がん関連遺伝子パネル
診療上重要な複数の遺伝子の変異、増幅や融合を同時に解析することができるアッセイキットのこと。NCCオンコパネルは、国立がん研究センターが中心となり開発された遺伝子診断パネルであり、日本人に特徴的な遺伝子変異を適切に診断できるように作られている。
癌に関連する遺伝子異常を一括で調べる「パネル検査」が2018年度中に公的保険適応になるかもしれない。費用は約60万円〜100万円と少し高額ですが、日々の不安から開放されるための費用と考えたら、宗教にお布施をするよりはマシだと思います。

■関連記事
超低コストでガンを早期発見できる方法が見つかる(2015年4月5日)

2017年7月11日

AIで大腸ポリープを早期発見するシステムが開発され、内視鏡検査で見落としが減る!

大腸がん AI 内視鏡 発見

大腸がん AI 内視鏡 発見

大腸がんをAIシステムで発見

 共同発表:AIを活用したリアルタイム内視鏡診断サポートシステム開発 大腸内視鏡検査での見逃し回避を目指す
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170710-2/


大腸がん見落とし防止で人工知能使うシステム | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170710/k10011052571000.html


AI・人工知能でがん発見システム:FNN/ユアタイム
https://japan.zdnet.com/article/35103303/

大腸がん内視鏡検査、AIで病変判別 国立がんセンターなど:日経
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG10H02_Q7A710C1EAF000/

NECと国立がん研究センターは、人工知能(AI)を活用した大腸がん検査の支援システムを開発しました。

国立がん研究センター中央病院で診断した約5000例の内視鏡画像などをもとに、正常な大腸の画像と大腸がんの画像など合わせて14万枚をディープラーニング(深層学習)を使って学習させて、98%の確率でがんを見つけることができるということです。

今まで内視鏡による映像を目視でチェックしていたのを、このAIシステムではポリープなどの異常な部分が映るとリアルタイムで音が鳴り医師に知らせるので、大腸がんの見逃しが減るだけではなく、医師の負担も軽減されて、より精度の高い診察ができるようになりますね。

2017年7月10日

オブジーボ、9月から胃がん適応

オプジーボの胃がん適応、9月にも承認:日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO18647130Z00C17A7EA1000/

あと4年早ければ母も亡くならずにすんだかもしれません。

2017年7月7日

胡散臭いがん治療法の見分け方




最善治療のため-がんの医療情報どう選択?(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170706-00000087-nnn-soci
■がんの医療情報の見分け方
──情報には“白”と“黒”と“グレー”があるということだが、白黒グレーはどう見分けたらいいのか?

(勝俣さん)白に関してはいわゆる「標準治療」とか診療ガイドラインというのが相当発達しています。

──「標準治療」という言葉は難しい。標準よりももっといい治療があるように思う人や、標準より先端がいいと思う人もいると思うのだが、標準治療というのは、一番いい治療だといるのだろうか?

(勝俣さん)アメリカで「スタンダードセラピー」というのを日本では「標準治療」といっているのですが、「スタンダード」には、「最善の」という意味が含まれていると思います。

(津川さん)大きな病院にいってもばらつきがある治療、これは“グレー”に分類されると思うんですね。これはまだ今すぐに解決できるかといったらもう少し時間がかかるかもしれません。
 今、真っ先に問題にしなくてはならないのは“黒”の部分で、間違った情報をつかまされて治らなくなってしまって亡くなってしまう、病気が悪くなってしまう、これはまず絶対に解決しなければいけない問題だと思います。
たしかに「標準治療」という言葉には、「先端医療」に比べて遅れているというマイナスのイメージがありますね。
■“黒”だと気づくには
──この言葉があったら“黒”のような見分け方があるのだろうか?

(勝俣さん)
  (1)保険がきかない高額医療
  (2)厚労省が指定する先進医療に指定されていない
  (3)「最新免疫療法」とうたっている
  (4)体験談が載せられている
  (5)「奇跡の○○療法」「末期がんからの生還」などという表現。
 この中のいくつかにあてはまるものは、怪しいと疑った方がいいです。

(津川さん)「がんが消えた」という表現もそうですよね。標準的な治療をしている人は、「がんが消えた」とはあまりいいません。

(勝俣さん)「がんが治った」というと、薬事・医療機器法に違反するんです。だから「消えた」という。ほとんどのインターネット、書籍もそうですよね。

(津川さん)患者さんにもいいたいのですが、そんなうまい話はないんです。「標準」と呼ばれる、これがベストだというものを受けるべきで、あまり自分だけ特別なものを受けようと考えることが、逆にお金もうけをしようとする人たちに心の隙に入ってこられてしまうきっかけになってしまうので、注意が必要です。うまい話は何事もそうですよね。
「奇跡」「食べるだけ」などは確かに詐欺師がよく使うから見分けがつくけど、「最新」「免疫」に関しては、実際に研究開発されているニュースを見るので全部が黒だともいえないから判断が難しいですよね。

2017年7月1日

腹膜転移性胃がんに対するα線を放出する標的アイソトープ治療薬の効果を確認


腹膜転移の胃がん、狙い撃ち 「攻撃役」新物質合成 量研機構:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/DA3S13011178.html



がん細胞を狙い撃ちするα線の画像化と線量評価法を開発 | 量子科学技術研究開発機構 http://www.qst.go.jp/information/itemid034-002394.html

転移性胃がんに対するα線を放出する標的アイソトープ治療薬の効果を世界で初めて確認―治りにくく予後が悪い、腹膜に散らばった転移胃がんに新たな治療法― | 量子科学技術研究開発機構 http://www.qst.go.jp/information/itemid034-002392.html