食道癌診断における DPP-IV 活性検出プローブの有用性※PDF |
▼がんを光らせるスプレー、食道がん識別に成功(日経新聞)
スプレー蛍光試薬によってがん細胞だけを光らせ、診断や治療の明確なガイドとする――。そんな手法の有効性が、人由来の検体で確かめられた。食道がんを選択的に光らせ、周囲の正常組織と識別することに、東京大学の研究グループが成功した。▼蛍光試薬で食道がん検出=早期発見に期待-東大(時事新聞)
この試薬は食道がんで活性が高まっている特定の酵素に反応し、蛍光を放つ。手術で切除された食道がんを含む検体にスプレーすると、がんの部分が3分後に光り始め、5分後にがんの範囲がはっきり分かった。▼食道がん診断に有用なDPP-IV活性検出プロープを開発-東大(Q LifePro医療ニュース)
内視鏡による食道がん診断には現在、ヨウ素を含むルゴール液をスプレーし、がん以外を茶色く染めて識別する方法や、特定の波長の光を照射して見分ける方法が使われているが、蛍光試薬の方が早く簡単に見分けられるという。
感度96.9%、特異度85.7%、正診率90.5%非常に高い精度なので実用化が早そうですね。