■大日本住友、がん幹細胞治療の新薬 17年度に日米で発売(日経)
開発中の新薬の名前は「ナパブカシン」。がん幹細胞は新たながん細胞を生み出したり、他の臓器・組織に転移したりするため、根源のがん幹細胞を狙いうち攻撃することで従来の治療法よりも治療効果が高い可能性がある。
2016年9月29日
がん診断時の進行度の割合
▼膵臓・食道がん、遅れる診断 発見時の進行度を公表(朝日新聞)
膵臓がんや食道がんは進行して診断される割合が高く、早期発見のための診断方法の改善などの課題が浮き彫りになった。26日に公表した。膵臓や肺癌は末期で見つかる可能性が高い。
がんの進行度は最も軽い0期から最も重い4期までの5段階に分類。4期で見つかる症例は膵臓が43・4%と12部位で最も高く、肺が続いた。膵臓は胃の裏側にあるため画像などで見つけるのが難しく、自覚症状も少ないためとみられる。
2016年9月10日
がん幹細胞の働きを抑える化合物を発見
▼「がん幹細胞」の働き抑える新たな化合物発見(NHK)
「NCBー0846」という化合物が「がん幹細胞」が生命を維持するのに必要な特定のたんぱく質の働きを抑える事を発見しました。そして、ヒトの大腸がんの細胞を移植したマウスにこの化合物を投与したところ、大腸がんの「がん幹細胞」の大半を死滅させることに成功し、がんが増えるのを8割から9割抑えることができたということです。抗がん剤が効きにくい「がん幹細胞」の働きを抑える治療薬が実用化できれば、がんの根本的な治療法になる可能性があります。
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