http://www.renatech.net/healthcare/
数滴の血液で「9割」がん判別 着目したのは微量元素:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASKBZ4K3RKBZUDCB00F.html
千葉県がんセンター研究所と神奈川県立がんセンター臨床研究所、光触媒脱臭装置メーカー「レナテック」(神奈川県伊勢原市)でつくるチームが、経済産業省の助成を得て研究した。微量元素の測定機器は半導体を製造する際に使う機械を流用して開発した。血清に含まれるナトリウムや鉄、亜鉛など17種類の微量元素を計測し、元素の多い・少ないのパターンや組み合わせによって、がんかどうかや、がんの種類を診断する。
研究チームが膵臓(すいぞう)がん▽前立腺がん▽大腸がん▽乳がん▽子宮体がんの5種類のがんについて、がん患者計約960人とがんではない約550人の血清を調べたところ、90%近い確率でがんの種類を診断できた。胃がんや肺がん、卵巣がんなどの研究もしており、最終的に8~10種類のがんを判別できる見通しという。
千葉県がんセンター研究所の三上春夫部長によると、これまでの前立腺がんや大腸がんの腫瘍マーカーの的中率(25~50%)より高く、良い腫瘍マーカーがない子宮体がんや乳がん、膵臓がんにも活用が期待できる。微量元素の測定機器は2019年春をめどに国の医療機器の承認をめざすという。
腫瘍マーカーより精度が高いというのは期待がもてそうですね。
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