2013年4月11日

胃の摘出手術を最小限にする新検査方法

胃がん 摘出手術 センチネルリンパ節 赤外線カメラ 最小限


胃がん切除、新検査で最小限に 慈恵医大が開発(朝日新聞/2013年4月10日)
これまでの手術では、がん細胞が最初に転移するセンチネルリンパ節に転移の可能性がある場合、予防的に胃の大部分や全部を取るのが一般的という。だが全摘すると体重が平均15%ほど減るうえ、転移が見つからないことも多い。 そこでグループは、センチネルリンパ節に転移した範囲を確かめるため、色素をがんの周囲4カ所に注入。色素はセンチネルリンパ節に集まり、肉眼では確認しにくいが、赤外線カメラ付き腹腔(ふくくう)鏡で位置を確認して細胞を採取し、がん細胞を調べた。

48人の患者にこの手法を行ったら、転移の範囲が100%判明。44人で切除を最小限に抑えることに成功した。
初期の胃がんの転移範囲を赤外線カメラで特定し手術で切除する範囲を最小限にするとのこと。

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