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2013年4月12日

ガン幹細胞を狙い撃ちする分子標的薬の臨床研究がスタート

がん幹細胞 分子標的治療薬 がん治療法 抗癌剤 国立がん研究センター 東病院

▼がん「親玉」幹細胞狙う臨床研究へ 末期患者治療に期待(朝日新聞/2013年3月25日)
がんの再発や転移の原因とされる「がん幹細胞」を狙い撃ちする臨床研究が4月上旬、国立がん研究センター東病院(千葉県)で始まる。がん幹細胞を標的にする治療の臨床研究は国内で初めて。手術で切れないがんでも根治できる治療法につながる可能性がある。

がん幹細胞はがん細胞を生み出す「親玉」のようなもので、さまざまながんの中に存在することがわかっている。盛んに分裂するがん細胞は、抗がん剤や放射線の攻撃を受けやすいが、多くのがん幹細胞はあまり分裂しない「休眠状態」。抗がん剤や放射線が作る活性酸素などから身を守って生き残る性質もあり、再発や転移を起こす。

東病院と慶応大のチームは、胃がんの幹細胞の表面にある特徴的なたんぱく質CD44vの働きを抑えると、活性酸素の攻撃に弱くなることを発見。潰瘍(かいよう)性大腸炎の治療薬として長年使われているスルファサラジンという飲み薬で、このたんぱく質の働きを抑えられることも見つけた。
あと半年早く知りたかったニュースです。

■関連リンク
・分子標的薬の一覧(抗がん剤の種類と副作用)

2013年4月11日

胃の摘出手術を最小限にする新検査方法

胃がん 摘出手術 センチネルリンパ節 赤外線カメラ 最小限


▼胃がん切除、新検査で最小限に 慈恵医大が開発(朝日新聞/2013年4月10日)
これまでの手術では、がん細胞が最初に転移するセンチネルリンパ節に転移の可能性がある場合、予防的に胃の大部分や全部を取るのが一般的という。だが全摘すると体重が平均15%ほど減るうえ、転移が見つからないことも多い。 そこでグループは、センチネルリンパ節に転移した範囲を確かめるため、色素をがんの周囲4カ所に注入。色素はセンチネルリンパ節に集まり、肉眼では確認しにくいが、赤外線カメラ付き腹腔(ふくくう)鏡で位置を確認して細胞を採取し、がん細胞を調べた。

48人の患者にこの手法を行ったら、転移の範囲が100%判明。44人で切除を最小限に抑えることに成功した。
初期の胃がんの転移範囲を赤外線カメラで特定し手術で切除する範囲を最小限にするとのこと。