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2017年7月7日

胡散臭いがん治療法の見分け方




最善治療のため-がんの医療情報どう選択?(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170706-00000087-nnn-soci
■がんの医療情報の見分け方
──情報には“白”と“黒”と“グレー”があるということだが、白黒グレーはどう見分けたらいいのか?

(勝俣さん)白に関してはいわゆる「標準治療」とか診療ガイドラインというのが相当発達しています。

──「標準治療」という言葉は難しい。標準よりももっといい治療があるように思う人や、標準より先端がいいと思う人もいると思うのだが、標準治療というのは、一番いい治療だといるのだろうか?

(勝俣さん)アメリカで「スタンダードセラピー」というのを日本では「標準治療」といっているのですが、「スタンダード」には、「最善の」という意味が含まれていると思います。

(津川さん)大きな病院にいってもばらつきがある治療、これは“グレー”に分類されると思うんですね。これはまだ今すぐに解決できるかといったらもう少し時間がかかるかもしれません。
 今、真っ先に問題にしなくてはならないのは“黒”の部分で、間違った情報をつかまされて治らなくなってしまって亡くなってしまう、病気が悪くなってしまう、これはまず絶対に解決しなければいけない問題だと思います。
たしかに「標準治療」という言葉には、「先端医療」に比べて遅れているというマイナスのイメージがありますね。
■“黒”だと気づくには
──この言葉があったら“黒”のような見分け方があるのだろうか?

(勝俣さん)
  (1)保険がきかない高額医療
  (2)厚労省が指定する先進医療に指定されていない
  (3)「最新免疫療法」とうたっている
  (4)体験談が載せられている
  (5)「奇跡の○○療法」「末期がんからの生還」などという表現。
 この中のいくつかにあてはまるものは、怪しいと疑った方がいいです。

(津川さん)「がんが消えた」という表現もそうですよね。標準的な治療をしている人は、「がんが消えた」とはあまりいいません。

(勝俣さん)「がんが治った」というと、薬事・医療機器法に違反するんです。だから「消えた」という。ほとんどのインターネット、書籍もそうですよね。

(津川さん)患者さんにもいいたいのですが、そんなうまい話はないんです。「標準」と呼ばれる、これがベストだというものを受けるべきで、あまり自分だけ特別なものを受けようと考えることが、逆にお金もうけをしようとする人たちに心の隙に入ってこられてしまうきっかけになってしまうので、注意が必要です。うまい話は何事もそうですよね。
「奇跡」「食べるだけ」などは確かに詐欺師がよく使うから見分けがつくけど、「最新」「免疫」に関しては、実際に研究開発されているニュースを見るので全部が黒だともいえないから判断が難しいですよね。

2015年5月7日

近赤外線で治す最新がん治療法

赤外線 光線免疫療法 がん治療法 先進治療法
光線免疫療法

赤外線でがん狙い撃ち 米研究所、新治療法の臨床試験へ(朝日デジタル)
人体に無害な光(近赤外線)を当ててがん細胞を壊す新しい治療法を米国立保健研究所(NIH)の小林久隆・主任研究員らが開発し、患者で効き目を調べる治験(臨床試験)を近く始める。光を受けると熱を出す特殊な化学物質をがん細胞の表面に結びつけ、がんだけを熱で狙い撃ちする。

この治療法は「光線免疫療法」。小林さんらが2011年、マウス実験だと8割でがんが完治したと発表副作用が少ない新治療法になると注目を集め、オバマ大統領が翌年の一般教書演説で取り上げた。今年4月末、米食品医薬品局(FDA)が治験を許可。通常、動物実験から治験開始まで早くても5年以上はかかるとされており、今回は異例の早さだという。米製薬ベンチャーと組んで準備を進め、新興企業に投資するベンチャーキャピタルなどを通して約10億円の資金も確保した。

治験ではまず、近赤外線を受けて発熱する化学物質を、特定のがん細胞に結びつくたんぱく質(抗体)に結合させた薬を患者に注射する。最初は、首や顔にできる頭頸部(とうけいぶ)がんの患者10人前後で、近赤外線を当てずに副作用などがないことを確認。その後、患者20人前後で、近赤外線を当てて効果を調べる。3~4年後にがん治療薬として米国での承認を目指す。

参考リンク
近赤外について
近赤外線を用いた標的分子特異的がん治療※PDF
癌光治療 光線 癌

がん光治療:夏にも治験 米で承認 舌、咽頭対象(毎日新聞)
手術や放射線治療、抗がん剤などの治療法で治らなかった舌がん、咽頭(いんとう)がんなどの患者が対象。がん細胞だけが持つたんぱく質に結びつく性質がある「抗体」に、特定の波長の近赤外光を当てると化学反応を起こす化学物質を付けて患者に注射する。体外や口腔(こうくう)内から患部に近赤外光を照射すると化学反応が起き、がん細胞を破壊できる。マウスなどの実験で安全性と効果を確認した。…近赤外光自体は体に害はなく、体表から5〜10センチの深さまで届く。
最近ではつんくさんが手術して治した事で注目されている咽頭がん。近赤外光線を当てることで治すことができれば画期的ですよね。

赤外線でがん破壊、治験へ 米研究所、3~4年後承認目指す(朝日新聞デジタル)
将来的には、すい臓がんや肺がん、悪性黒色腫など悪化すると治療が難しい癌で、手術の際に患部に照射し、取り残したがん細胞を死滅させて再発を防ぐ治療法も検討している。
赤外線治療法は期待ですね。

[追記]
近赤外線でがん細胞が1日で消滅、転移したがんも治す ――米国立がん研究所(NCI)の日本人研究者が開発した驚きの治療とは(無限大)
全身のがんの8~9割はこの治療方でカバーできるようになるとのこと。

2015年4月17日

岡山大が開発したテロメライシン(ウイルス)で食道がん患者に効果



テロメライシン 食道がん
テロメライシン

食道がん、ウイルス併用の治療法 岡山大:日本経済新聞
http://s.nikkei.com/1I6vNUj
≫藤原俊義教授らは、がん細胞だけを破壊するウイルスと放射線を併用する治療を食道がん患者に実施した臨床研究の中間報告をまとめた。7人のうち5人でがんが小さくなったり消えたりするなど効果があった。抗がん剤による治療や手術が難しい高齢者向けの新しい治療法として実用化を目指す。
≫風邪のウイルスの一種を遺伝子操作し、がん細胞に感染したときにだけ増殖してがん細胞を殺すようにした。正常な細胞は傷つけない。
≫53~92歳の男女7人に対し、放射線治療と並行してウイルスを3回患部に注入した。5人のがんが小さくなってうち2人はがんが消えた。発熱やリンパ球の減少といった副作用が出たが、発熱は軽く、放射線治療を中断するとリンパ球は回復したという。

食道癌に対する腫瘍融解ウイルス『テロメライシン』の臨床研究 第1例目投与 - 国立大学法人 岡山大学(平成25年12月6日)
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id122.html

2013年4月11日

胃の摘出手術を最小限にする新検査方法

胃がん 摘出手術 センチネルリンパ節 赤外線カメラ 最小限


胃がん切除、新検査で最小限に 慈恵医大が開発(朝日新聞/2013年4月10日)
これまでの手術では、がん細胞が最初に転移するセンチネルリンパ節に転移の可能性がある場合、予防的に胃の大部分や全部を取るのが一般的という。だが全摘すると体重が平均15%ほど減るうえ、転移が見つからないことも多い。 そこでグループは、センチネルリンパ節に転移した範囲を確かめるため、色素をがんの周囲4カ所に注入。色素はセンチネルリンパ節に集まり、肉眼では確認しにくいが、赤外線カメラ付き腹腔(ふくくう)鏡で位置を確認して細胞を採取し、がん細胞を調べた。

48人の患者にこの手法を行ったら、転移の範囲が100%判明。44人で切除を最小限に抑えることに成功した。
初期の胃がんの転移範囲を赤外線カメラで特定し手術で切除する範囲を最小限にするとのこと。