オプジーボは、免疫のブレーキ役の分子「PD―1」の働きを抑え、免疫ががん細胞を攻撃できるようにする薬。進行したがんでも効果を示す報告がある一方、効かない患者もいる。がん治療はオプジーボを軸になっていくのかな。
本庶さんらは、がんを攻撃する際、免疫細胞が多くのエネルギーを使って増えることに注目。大腸がんのマウスに、オプジーボと同じようにPD―1の働きを抑える薬に加え、細胞内でエネルギーを作るミトコンドリアを活性化する様々な薬を注射したところ、がんはほとんど増えなかった。
すでに市販され、ミトコンドリアを活性化させる働きもある高脂血症治療薬「ベザフィブラート」を併用しても効果があった。一方、PD―1の働きを抑える薬だけを与えたマウスでは、がんの増殖は遅くなったものの、少しずつ大きくなった。
今回はマウスでの実験だが、現在はオプジーボの効果がない患者の治療につながる可能性がある。京大と九州大、先端医療振興財団(神戸市)は来年度にもおもに安全性を調べる治験を始めるという。
2017年1月28日
オプジーボの効果をアップさせるミトコンドリア活性化薬
▼オプジーボ、がん攻撃力さらに強化? ミトコンドリア活性化薬と併用 京大など来年度にも治験へ(朝日)
2016年12月27日
日本臨床腫瘍学会推奨するガン免疫療法
◆がん免疫療法 「推奨」はまだ一部 学会が指針(朝日デジタル)
【推奨するガン免疫療法】
推奨なし
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【推奨するガン免疫療法】
- 血液がんのホジキンリンパ腫の一部:オプジーボ
- 肺がん(非小細胞肺癌):オプジーボ/キイトルーダ
頭頸部がん:オプジーボ- 腎細胞がん:オプジーボ
- 皮膚がんの悪性黒色腫(メラノーマ):オプジーボ/キイトルーダ/ヤーボイ
- 尿路上皮がんの膀胱がんの一部:BCG
- 食道がん
- 胃がん
- 大腸がん
- 肝がん
- 胆道がん
- 膵臓がん
- 婦人科がん
- 前立腺がん
- 脳腫瘍
- 骨軟部腫瘍
- 乳がん
- 小児がん
推奨なし
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2015年11月15日
iPS細胞からキラーT細胞を作り出し、癌腫瘍の縮小に成功!
▼iPSで作った免疫細胞でがんの縮小に成功
ヒトのiPS細胞から、体内の異物を攻撃するキラーT細胞と呼ばれる免疫系の細胞を作り出しました。そして、このキラーT細胞をがんのマウスに投与したところ、がんの大きさが10分の1以下になり半年後の生存率も60%と3倍に高まったということです。数年以内に臨床研究を始めたいとのことです。
免疫を担うキラーT細胞は、通常老化が早く増殖力がすぐに弱まってしまいますが、iPS細胞から作り出すと若返ったかのように増殖力を再び取り戻し、がん細胞を殺す効果も持続したということです。
2015年6月7日
免疫チェックポイント阻害薬
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| 免疫チェックポイント阻害療法(イメージ) |
・2015.05.29
■米大学研究チーム発表のがん治療 末期患者のがん細胞が消滅(NEWSポストセブン)
≫『PD-1』は免疫系の暴走を防ぐための仕組みなのですが、がん細胞はそれを逆手にとっているわけです。その免疫チェックポイントを無効にして、免疫系が攻撃できるようにする
■【朗報】末期患者のがん細胞が消滅 米大学研究チームが画期的な新薬を発表(キニ速)
・2015.06.06
■進行性メラノーマに光明 免疫チェックポイント阻害薬で効果(NEWSポストセブン)
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・抗PD-1抗体薬[2015年4月5日]
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